OrangeSignal CSV 後記

大家晩上好 (皆さん今晩は)

まだまだはてなに慣れてませんが練習を兼ねてエントリを書いてます。
今日もヨッパな子守アーキテクトなので、チラシの裏的な事を書いてしまいます。m(_ _)m

昨日リリースした OrangeSignal CSV は古典的な CSV を扱う JavaCSV ライブラリなわけですが、今更また何故?と思われる方も多くおられるかと思うのではないでしょうか?

■OrangeSignal CSV については以下をご覧ください
http://orangesignal.sourceforge.jp/csv/

そもそも投資絡みのフレームワークを提供している OrangeSignal は領域的に CSV は本来重要ではなかったのですが、多くの(価格やティックデータなどを提供している)データベンダーが CSV 形式のデータを使っている現状から CSV を扱う必要性が発生してしまいました。んで、これは当初は他の OSSCSV でまかなう算段だったのですが…

しかしいずれの OSS CSV ライブラリも OrangeSignal で使っていけば、近い将来どこかでお別れしなければいけないことが容易に想定されたので作ってしまった次第なのです。

経緯については Yahoo! ブログを追ってみてくださいませ
http://blogs.yahoo.co.jp/kosugisa

この OrangeSignal CSV の CsvManager, Csv, CsvHandler, CsvConfig でのデザインパターンは、CSV に限らずに適用可能な範囲が結構あるかと思います。
もし Spring の HibernateTemplate や S2JDBC の JdbcManager など O/Rマッパー (ORM) や JAXB などの O/Xマッパー (OXM) などからインスパイアされて何かを構築し、そのままではうまくモデルが適用できない場合は、O/RマッパーやO/Xマッパーはそもそも『データマッパー』の一部であるということを思い出して再考し、例えば OrangeSignal CSVデザインパターンなどを覚えておいていただけるとうまくいくかもしれません。

いずれにしろユーザは誰なのか?ユーザは本当は何がしたいのか?といったゴールを常に見続けて意識する必要があります。

今日はここまで