視野が狭い

ちょっと気になったので

http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50902498.html

昔いた会社の悪口を言う人は損をしている

損する理由
1:悪口をいう人だと思われる
2:そんな悪い会社に入るなんて見る目がないと思われる
3:我慢できない人に思われる

だそうです。
悪口の定義が曖昧なのですがなんとも視野が狭いと感じました。

転職希望者は前職の待遇に何らかの不満を持っています。これは至極当前のことです。転職理由が新分野で己を試したい!とか災害で会社がなくなったなどを除けば、転職の動機を説明する上で批判や悪口は少なからず避けては通れない場合が多いのではないでしょうか。

採用する側としては転職希望者のキャリアシナリオを推察しながら、うまく社内でマッチングできそうなキャリアパスを提案できれば個人と組織のお互いが WIN-WIN となれるのではないでしょうか?
ちなみに「悪口」は話の傾向はネガティブかもしれませんが、転職希望者のキャリアシナリオを把握しキャリアパスを提案するための重要な情報源です。
そうした本当の意味での人を観るという行為をおざなりにして採用活動をされているのであれば、企業や組織が一番損をしているではと思います。

また、この話の見方を変えると、結局のところ採用担当者と転職希望者双方のコミニケーション能力や認識能力に関する問題では?とも思えます。
リンク先のエントリでは、それを一方的に断言し、切って捨ててしまっているところが、経営者の資質として残念に思うところであります。

まあエントリを拝見するに採用面接に来た人を馬鹿呼ばわりする会社と見受けられるので仕方がないのかもしれませぬが…